DTF印刷(フルカラー)
『DTF』とは、 Direct To Filmの略で、特殊なシートに直接インクジェット印刷(CMYK+白)を行い、生地に熱プレスをかけて転写させる印刷方法です。熱転写印刷では再現が難しかった、フチなしの細やかなデザインが印刷可能で、オリジナルのデザインがイメージのまま仕上がります。白引きを行っているので、フルカラーのデザインが鮮やかに発色よく仕上がります。
DTF印刷見本
特性
- 写真やイラストがフルカラーで印刷できます。
- 特殊なシートにデザイン部分のみを直接プリントするので、フチなしで仕上げることが可能です。
- カラーインクでプリント後、白インクを下地としてプリントするため、フルカラーのデザインが鮮やかに発色よく仕上がります。
また、デザイン上の白も表現が可能です。 - 版が不要なので小ロットから制作できます。
DTF印刷の仕上がりについて
DTF印刷では、熱転写印刷では再現が難しかった、フチなしの細やかなデザインが印刷可能です。
また、白インクを下地としてプリントするため、インクジェット印刷よりデザインが鮮やかに発色よく仕上がります。
様々な素材に印刷対応可能です。
対応できるバッグ
多くの商品で対応できますが、一部対応できない素材・商品がございます。
DTF印刷の料金について
既製品DTF印刷は、印刷範囲に応じて料金が変動します。
以下のサイズを基準に印刷料金を算出しております。
- 50×50mm以内
- 110×110mm以内
- 130×130mm以内
- 170×170mm以内
- 230×230mm以内
- 350×350mm以内
※バッグ本体の印刷可能範囲を超えての印刷は出来ません。
例1
バッグ:H53005 / コロリドコットンバッグ(M) ナチュラル
バッグ印刷可能範囲:横280×縦280mm
実際の印刷サイズ :横200×縦105mm
見積時印刷サイズ :230x230mm
※デザインの縦、横の端から端までの一番長い箇所の長さを元にお見積料金を計算します。(デザインが入っている部分のみの面積計算ではありません。)
例2
バッグ:H53301 / コロリドキャンバスベーシックワイドトート ナチュラル
バッグ印刷可能範囲:横350x縦190mm
実際の印刷サイズ :横350×縦111mm
見積時印刷サイズ :350x350mm
※長辺が250mmを超えている為、350×350の価格帯でお見積します。
DTF印刷の注意点
- お客様からいただいたデザインデータをそのまま印刷します。
完成品とお客様のイメージしている色とは、ご使用のモニターや環境によって多少見え方が異なる場合がございます。 - 色見はプリンターに依存いたします。ご入稿いただいたデザインと多少色合いが異なる場合がございます。
- DIC、Pantone等での色指定はご対応できません。
- CMYKでカラー印刷後、印刷部分に重なるよう白引きを行い、パウダー状の接着剤をふりかけます。(印刷部分に糊が残ります。)
0.7mm以下の細かい線や1.6mm以下のドットは、糊づけがうまくされず、転写自体が正しく行われずにデザインが欠けてしまう場合がございます。
- 白印刷可能です。白い背景がある(透過されていない)場合、印刷にも反映されます。
- ぼかし効果やグラデーション、半透明の箇所があるデータについて、ご想定と異なる仕上がりとなる可能性がございます。
データ上、半透明の箇所や、透過処理によるぼかし、グラデーション表現をされている箇所は白い下地が表出してしまったり、ぼかし効果はインクが薄づきになり、糊付けがうまくされず、転写自体が正しく行われずにデザインが欠けてしまう場合がございます。
- 低解像度の場合、フチ部分が白く残る場合がございます。
- カラーインクでプリント後、白インクを下地としてプリントするため、わずかに下地とカラー面とでズレが生じる場合があります。
- プリント方法の特性上、デザイン周囲、デザイン抜け部分にパウダー上の糊が残る場合があります。
- 素材、生地色によっては、生地の染料がプリント部分に移行し、変色する場合がございます。
- プレス機による定着が必要なため、多少プレス跡が残る場合があります。
- 素材により、プリントする際の糊が生地の裏側へ抜けザラつくことがあります。
- 一度転写した箇所へ直接アイロンをかけると転写デザインが溶けてしまうおそれがあります。
再度アイロンかけるときは必ずあて布をしてから行ってください。
※デザインデータ作成方法について、詳しくは下記ページをご確認ください。
デザインデータ作成方法について
おまけ ~トートバッグ工房にカスタマイズ加工やオプションサービスが豊富な理由~
販促バッグを販売しているサイトは日本にたくさんありますが、当店のように、タグ付けやハトメ取り付け、刺繍加工など、カスタマイズ加工の種類が豊富なサイトはあまりありません。なぜ、トートバッグ工房では、他社でご対応できない加工ができるのでしょうか。それは、皆さまの「あったらいいな」をカタチにしたくて、仕入れ・販売するだけではない、「モノづくり」にチカラを入れているからです。他社ですと外注しているような加工サービスも、トートバッグ工房では社内工場で対応が可能です。
また、短納期サービス(ダイナマイト便)や価格保証サービスがご対応できる理由も、社内で加工対応していることが、大きな理由の1つです。
全ての工程をお見せできないのが残念ですが、社内工場をこちらの動画でご紹介させていただきます。